一般家庭の太陽光発電
最近、住宅街でよく目にする、屋根の上の黒っぽいパネルは「太陽電池モジュール」と呼ばれる太陽光発電システムの設備の一部です。
ひと昔前に比べると、かなり見かけることが増えた太陽光発電システムですが、実際に一般家庭に太陽光発電システムを導入すると、生活にはどのような変化が見られるのでしょうか?
太陽光発電による変化
太陽光発電システムを導入すると、まず気がつくのが、電気料金の変化です。
これまでは100パーセントの電力を電力会社から購入していたところが、太陽光発電システムによる自家発電で、電力を補うことができるようになります。
したがって、電力会社にはらう電気料金は安くなり、場合によっては太陽光発電で発電した余剰電力を電力会社に買取ってもらい収入を得るということも可能になります。
また、太陽光発電システムを導入すると、ほとんどの場合家の中に「発電モニター」と呼ばれる現在の発電量を示すパネルが設置されることになります。
発電モニターでは、現在の発電量や、電力の消費量などがわかりやすく表示されますから、これまでエコや節電といったことに関心のなかった人でも、自宅のエネルギー量について興味が出てくるケースが多く、「今日は節電したおかげで余剰電力を売電できた!」など、達成感のようなものを感じる人もいるようです。